仮面ライダーエグゼイド 41話 感想
今週のエグゼイド 感想です。
今回も見所が多くてどれから書くべきか。
ざっと箇条書きすればこうです。
1.正宗、マキナビジョンとの商談が白紙にされる。
2.グラファイト対飛彩・大我、ついに決着。
3.クロニクルのラスボス、ゲムデウスが降臨。
4.檀黎斗、一晩で12回も過労死、命をコンテニュー。
特にピックアップしたいのは1.2.4
1.
正宗はマキナビジョンの社長、ジョニー・マキシマ(演:ブラザートム)と商談しますが互いの最終目的の不一致により流れてしまいます。ジョニーの狙いはゲンム・コーポレーションと手を組み仮面ライダークロニクルを真のエンディングに導く事。彼は今度の劇場版で登場する悪役です。正宗からゲーマドライバーを一つ拝借しましたがこれだけでは真相はまだまだ不明。少なからず正宗の目標であるクロニクルの世界展開には興味がない模様。折角見つけた協力者を手放してしまい正宗の苛立ちはピークに。
戦闘面もかなり苦戦する姿が多くなりました。クロノスはポーズやリセットなど機能面では優れていますがそれらが攻略されると直ぐに苦戦してきました。 彼は経営力は確かに有りますが、永夢の様な天才ゲーマーでも黎斗の様なクリエイターでもなくあくまで戦闘経験は浅い社長であり、そこが永夢達との決定的な差だったのかもしれません。
それと前回のリセットの影響でクロノスに奪われた貴利矢たちのガシャットも戻り、ニコの症状もゲムデウスウィルスに感染前の状態へ、奪取したプロトガシャットも正宗の元へ戻ってました。一瞬「まさか小姫のデータも?」とは思いましたが、飛彩が既に寝返ってるので戻ったとしても今更正宗が彼女のデータを保存してるとは思えませんね。
2.
恐らく今回の一番の見どころ。グラファイトは飛彩の小姫を宿主にして生まれたバグスター。そして大我が彼を倒せなかった為に小姫はゲーム病で消滅。二人にとってはとても因縁深い敵です。
クロニクルの早期終了にはゲムデウスを君臨させ倒す事。その為には上級バグスターを倒して手に入るガシャットロフィーをいち早く揃えなければいけません。
今回は最後の戦いと言う事でグラファイトの魅力が一層光った回でしたね。人間側についたパラドに足しても決して彼の生き方を否定する訳でもなく、道が違えた仲間として認める。
途中クロノスに決着を邪魔されますが、申請な戦いの邪魔された事に腹を立て飛彩達を守る為に戦いました。敵キャラとしての誇りと生き方を最後まで全うし、飛彩・大我という宿敵と手合わせ出来き冥利に尽きて最後を迎える。これ程熱い男になるとは予想外でした。
序盤で出た頃は少々ありきたりなキャラに感じてしまいましたが、それはドラゴナイトハンターZのゲームキャラと言う設定故。こう言う登場人物の見方の変化も視聴を続けるからこそ最後まで見ないと解らない物ですね。
しかし最後にグラファイトのバグバイザーはジョニーに回収されてしまいました...。
3.
今回は姿だけを現し終了。本格的なバトルは次回へ。
4.
自らが作ったハイパームテキを更に改良する為とは言え、戦闘ではなく過労死で繰り返し生き返るライダーなど後にも先にもこの男だけでしょう。
人間としての信頼は最悪なのに技術やクリエイター魂は尊敬に値する程なので、現在の永夢達との関係は実にシビア。現実でも嫌の人の力を借りなければ太刀打ちできない壁がある時はありますが、本当に世知辛いです。鎧武の凌馬と似た立ち位置ですが、彼と違って黎斗は仮面ライダークロニクルの開発者、故に事件の当事者と言う部分では凌馬よりもタチが悪いかもしれません。
しかし次回予告ではレーザーターボと一戦交えるデンジャラスゾンビの姿が...遂に彼も裏切り貴利矢と戦うのでしょうか。そもそも黎斗は貴利矢を一度殺した張本人。二人とも利害の一致とはホントによくここまで協力しあえたものです。