★ 流れ星の器 ★

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仮面ライダージオウ 2話 感想

予想以上に設定が捻られた事に驚くと同時に
一度見ただけでは話を理解する事に手間取ってしまいました。

 

それと公式によると今回登場するレジェンドライダーキャストは一緒でも皆TV本編とは違う、ジオウの世界の歴史に存在したパラレル世界の住人と位置付けてる様なので無暗にTV本編とリンクしてるとは思わない方が良い様です。
「またパラレルか」って気もしなくもないですけど、撮影時期等とか制作過程とかも考えたらTV本編と設定の整合性取るのってどうしても難しそうですし。むしろこればかりは下手な設定の混乱も起き難そうなので私個人としてはありがたいのです。

 とりあえず現段階のレギュラーキャラの行動を纏めてみますと、

 

ソウゴ/ジオウ・・・・将来オーマジオウになるかもだけどと今は誰かの為に戦う。

 

ゲイツツクヨミ・・・初変身前のオーマジオウを倒す(または変身させない)為に未来から来たけど予想してたのと違い過ぎてとりあえずソウゴを監視する。

 

タイムジャッカー、ウール・・・怪人・アナザーライダーを生み出しオーマジオウとは別の王を生み出す為に歴史改変を目論む。

 

ウォズ・・・ゲイツ達と同じ未来人だけどソウゴをジオウにさせた。彼曰く50年後ソウゴが魔王になる事こそが正しい歴史らしく自分は歴史が狂わない様ソウゴを手助けするつもりらしい。

 

順一郎・・・ソウゴの保護者。ライダーの事情は知らないけどソウゴを見守る。

 

とこんな感じです。どれもこれも歴史改変を望む者が多くしっかりストーリーを追わないと理解が難しそうですね。

にしてもアナザーライダーが心底厄介な敵です。
なんせ存在してるだけで自分と同じ能力を持ったライダーの存在とその変身者の記憶が消えてしまうですから。

 

ビルドは2017年に活躍していたライダーだけども、戦兎とは別の人間がアナザーライダーの力を貰ってしまった為に
アナザービルドがビルドとして歴史に刻まれ、ライダーでなくなった戦兎は2018年までの一年間全く別の人生を歩んでいたと。
そして更に複雑なのがアナザーライダーは、過去で活躍中のオリジナルライダーから力を受け継いだジオウでしか倒せないと言う事。
つまり、アナザービルドはオリジナルのビルドから力を伝承したジオウ・ビルドアーマーでしか倒せないと言う事です。
更に厄介なのは力をジオウに託したオリジナルライダーは自分の力を失いライダーだった時の記憶すらも消滅してしまうと言う点。
ウォズ曰く「ジオウはあらゆるライダーの力を手にする者。王に近づくにはそれなりの代償を払う事になる」と言っているので
これがその代償なのでしょうか。

 

公式で発表されたジオウ世界のルールによると、同じ力を持ったライダーは同じ時間軸には共存出来ない設定になってる様です。
これは一部のファンによっては非常に残念な設定ではないでしょう。
特にディケイドの様に気楽にライダー同士の共演を望んでた人にとっては。ヒーローショーのシナリオ制作とか大変そうですよ。

 

しかしこの物語はあくまでジオウが主役。公式はディケイドとは兎に角差別化を図りたいらしです。
つまりこの展開はディケイドの様な共闘がメインではなく、先輩が後輩に力を伝承して行くと言うゴーカイジャー形式な造り方だと思うと納得行きます。
レジェンドの扱いが悪い様にも思われそうですが、身も蓋も無い事を言えば販促の都合も有るんじゃないかなと。

共闘やビルドの活躍今年の平成ジェネレーションで期待して見てはどうでしょうか?

 

ソウゴは2017年でライダーの記憶を失った戦兎達を見て「彼等はどの道ライダーになる道を選ぶ気がする」と根拠が無さそうな言いますが
実際2018年で再会した時は戦兎と万丈は自身の記憶を取り戻したので強ち間違いでは無いかもしれません。

 

結局2017年でアナザービルドを倒しても戦兎と万丈の記憶は戻りませんでした。
アナザーライダーを倒したのにレジェンドライダーの記憶と力が戻らないのは異常だとゲイツも言っているので今後もストーリーに何か仕掛けがありそうです。

 

また、ビルドが必殺技の際空に浮かぶ数式がビルドアーマーだと「よくわからない数式」等の文字なるなどのシーンが有りますが
これはソウゴが文系は大得意でも理系は壊滅的であると言う設定に沿っており、
更にはあくまで伝承した先輩の力でしか倒せない怪人が登場したりと、レジェンドが主人公の立役者なってる点は好印象ではないでしょうか。

とは言え伝承すればする程ソウゴはオーマジオウに近づいていると言う事に。果たして本当に彼が50年後に最低最悪の魔王になるんでしょうか。

まだまだ解らない事だらけです。