★ 流れ星の器 ★

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仮面ライダージオウ  5、6話 感想

遅れましたが5話と6話の感想です。
ウィザード編は8話が終わってからにしたいです。

フォーゼとファイズの原作を熟知してる事前提で書くのでネタバレには注意してください。

 

フォーゼとファイズ
二つの組み合わせると言うこれまであまり見ない手法で展開された話。
流れ星=流星をキーワードに、そしてソウゴに仲間とは?を問う内容でもありました。

少々変わった客演方法だったので先の読めない展開が繰り広げられます。

 

フォーゼは2011年に放送された高校生の青春と友情、宇宙への夢をミックスさせた仮面ライダーです。
制作スタッフの方々も震災の影響もあって制作側も兎に角明るくプラス思考になれるよう意識された作品です。主人公の如月弦太郎のキャラも有って当時観た時は暗い気持ちを確かに照らしてくれました。
福士蒼汰氏が世に注目され始めた作品でもあります。

ファイズは2003年に放送されたライダー。
此方も夢をテーマに取り入れた作品でもあります。作風はフォーゼとは正反対な程シリアスで見る人を選ぶ内容ではありますが、それも含めキャラクターやデザインはどれも魅力に溢れ今でもファンの多いライダーです。最近でも映画等でも半田健人氏演じる乾巧が度々出演なさるのでスタッフからも愛されてるのが解ります。

 

・女子高生連続疾走事件
今回ソウゴ達が追い求める事件。
アナザーライダーが絡んでるとして次の標的になるだろうフォーゼの舞台でもある天ノ川学園高等学校に潜入します。ソウゴ、ゲイツツクヨミ、制服を切る事で上手く溶け込めてます。こういう時メインキャラが未成年だと便利ですよね。

 

・大杉先生、近藤(コング)&根津(ネズミ)登場。
嘗てフォーゼだった如月弦太郎は自らのライダーとして活躍出来るよう仮面ライダー部と言う部活に所属してました。その顧問である大杉先生、そして現在のライダー部であるコングとネズミも登場。
この二人はフォーゼ&ウィザード-アルティメイタムと言う映画ではある理由で超能力者となっており弦太郎達と衝突します。
と言うかコング、今回普通に喋ってます。アルティメイタムじゃ「ウホー!」としか言ってなかった様な。
歴史改変後の仮面ライダー部は都市伝説でありUMA扱いになってる仮面ライダーの謎を追う部活と言う立ち位置の様です。

・ライダーでなくとも変わらないレジェンド
更に今回は仮面ライダーファイズこと乾巧が登場。
歴史を変えられファイズでもオルフェノクでもなくなっても普通にクリーニング店を営んでます。
猫舌である事は相変わらず。
しかし嫌いとは言え何だかんだ仲間である草加を命がけで守ろうとします。
草加が首絞められる所を彼が救出する場面、ファンならば必ず想う所が有るでしょう。

 

弦太郎も天ノ川学園の教師として、独自に失踪事件の生徒を捜索してた様です。
ここも他人想いで熱い性格の彼である事は変わってません。
2011年ではどんな光景でソウゴからライドウォッチを貰ったのでしょうか。


・事件の真相
今回のアナザーライダーは佐久間と言う男性。
元々彼はオーラの手によって2003年の時点でアナザーファイズにさせられてました。
交通事故で失ったカリンを吸う為、彼女と同じてんびん座生まれの18歳の女子高生を何十人も襲撃し
その生命エネルギーをカリンに与えていたのです。
しかし2011年の時点でアナザーファイズの力は衰え次に現れたタイムジャッカーのスウォルツにより今度はアナザーフォーゼの力を上乗せされました。
そして2018年の現代まで実に15年以上、佐久間は罪を重ね続けたのです。

しかしカリンがそんな事をされてまで生きる気になれるとは思えず、
アンザーフォーゼもアナザーファイズもそれぞれの時間軸で倒され、歴史通りカリンも消滅しました。

 

佐久間は全てはカリンの為の行動と述べていましたが実際は自分が彼女と別れたくないだけであり、私利私欲の為にライダーの力を利用し大勢を襲った罪は到底許せる物ではありません。報いとしてあの最後は当然の結果だっと言えます。
恐らくカリンは15年間佐久間を止めてくれる人間を探していたのかもしれません。止めたくても止められない彼女の苦痛は計り知れないものだったでしょう。

アナザーライダー消滅による歴史修正後、せめて彼が少しでも真っ当な人生を送れてると願いたいです。


草加の目的
草加雅人は仮面ライダーファイズの2号ライダー、カイザに変身する人物です。
歴史を変えられライダーでなくなった彼は何故かカリンを殺害しようとします。
ファイズを知ってる身としては今回の彼の行動は当時全く予想出来ませんでした。
どんなに歪んでいても小説版でもない限り草加は民間人を襲う様な男ではないので。

その真相は同じ養護施設・流星塾で育った仲間である佐久間の悪行を断ち切る事。
他人を犠牲にし続けてまで自分は生きる気は無い。それがカリンの頼みでした。因みに彼女も流星塾生。
自分が敵だと認識した相手には容赦の無い男でしたが身内の為には命を張れる。
性格の悪さばかり目立つも決してそれだけではなない事を表わした活躍だったと思います。
巧との仲もそんなに険悪ではなくただの腐れ縁と言う印象を受けました。
オルフェノクやライダーの存在も無ければこんなにも平和な仲になれると言うのは
良かった半面かなり複雑な気分です。

 

・怪人も消滅
2011年でアナザーフォーゼが誕生した途端、フォーゼと共に対峙していたスコーピオンゾディアーツも消滅しました。地味な所ですがこれで本来のライダーが消えると同時に関わった怪人の存在も消えると言う事が判明しました。
となると2003年でエレファントオルフェノクに襲われてた園田真理もこれで記憶は改善されるも救われてると言う事になります。
こう言う所を見落としてしまうと思わず話を曲解してしまいそうなので注意しなくては。

 

・キャストについて
残念ながら福士蒼汰氏演じる如月弦太郎は直接登場ならず。
現在放送中のウィザード編で白石隼也氏の情報が無い事を考えると
嘗ての主演キャストを出演させるのはかなり難しいようですね。
それでも代役や音声ライブラリを起用することで主人公の後姿だけ映す、
過去の映像を使う、ソウゴ達後輩に力を託すポジションでなるべくレジェンドライダーの存在感出す等
出来る限り先輩を配慮してる作りになってて好感が持てます。
と言うかアンガールズ田中さんも「何だこれミステリー」等で色々飛び回ってて忙しい筈なのによく出演なさってくれたなと。

 

今後展開されるオーズ編に?岩永徹也氏演じる檀黎斗が登場します。
特定の話の中に他のライダーの登場人物が出るのは不快だとする方もいるでしょうけど、
逆に考えれば「〇〇編で登場しなかった人物が別の話で今後登場する」と言う期待にもなる筈です。