★ 流れ星の器 ★

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仮面ライダーゼロワン 3話

ゼロワンの感想です。流石に3話以降の無料配信は無い様です。

※最近コメント機能を認証制にしました。

今回は満を持してOP映像が追加。西川貴教氏とLUNA SEAのベーシストJ氏のタッグが担当なさっています。
実は西川氏は前作ジオウでOPを担当する予定が有ったそうですが何らかの事情でShuta Sueyoshi feat.ISSAに変わったそうです。

ちなみにジオウの夏映画ではISSA氏が敵ライダーであるバールクスを演じました。
この様にGakct氏や松岡充氏、及川光博氏など主題歌を担当した方が強敵、および重要な立ち位置のキャラを劇場版で演じた事は何度もあります。
と言う事は来年のゼロワン夏映画では西川氏が劇場版ライダーに変身するとか?
確かにあの方なら未来的な衣装でサイボーグやロボットを演じても違和感無い様な・・・

ここからは本編の感想です。

 


今回は令和最初の女性ライダー事、バルキリーが登場。ツクヨミ? ジオウはあくまで平成最後の作品ですので私の中では平成最後の女性ライダーと言う立ち位置です。
変身する刃唯阿はA.I.M.S.の技術顧問。ヒューマギアに対しては或人や諫の様に感情移入はせずあくまでただの道具だと言う見方をしています。

ヒューマギアを大切に思う或人、
ヒューマギアを人一倍憎む諫、
ヒューマギアを道具と見る唯阿、

同じ考えでも考え方に個性があり一発でどの様な人物か解るのが清々しいです。
唯阿はバックアップデータさえ残っていればまた作り直せると言い、或人を出し抜いて社の運用するヒューマギアのカメラをハッキングしスパイ活動を行う等、一見恐いくらい冷徹な部分を尽かせ持ちます。

とは言え、ゼロワンの世界では最早ヒューマギアは生活必需品。
今ではすっかり社会に溶け込んだスマホや携帯電話に例えるなら、世間的には唯阿の考え方の方が普通であり変に肩入れし過ぎている或人や諫の方が異質かもしれません。
ヒューマギアが人間と同じ姿をしている以上、人間の心理としてどうしても感情移入し易くなる点はスマホとは大きく違うので変にスマホと比べる訳にも行きませんけどね。
特に或人は人生を作った存在の一つなので一番身近なヒューマギアを破壊するのはそう簡単に割り切れないでしょうし。

しかしここで問題なのは「シンギュラリティ」の存在。
感情に目覚め始めるヒューマギアがマギア化されると言う事実を滅亡迅雷net以外、現段階では誰も知らないと言う事です。

ただでさえ思い入れが強い或人はこの存在を知って戦いに支障が出そうですね。
現段階の考えが続けば唯阿は「ただのバグ」と判断して変わらない対応をしそうです。
諫はどうなんでしょう? 滅亡迅雷netの存在は結構早めに受け入れてましたし。話が進み次第大きな変化が現れるかもしれません。

しかし何処までがシンギュラリティなのでしょうか。
今回登場したニギローは大将に「ロボットは心が無え」と言われ「心はデータ化してインプット出来ますか?」と問います。出来ないと判明した時は感情が無い筈なのにどことなく残念そうなのが印象的でした。

その後に「私の心は折れません。だって心が有りませんから」と言うブラックジョークは流石ロボットと言えます。腹筋崩壊太郎と言い、そのギャグセンスが或人にも湧けて貰えれば良いのですが。

 

最後に、唯阿にスパイ活動をさせたA.I.M.S.も何やらキナ臭い雰囲気です。果たして彼らの存在は白なのかそれとも黒なのか。