★ 流れ星の器 ★

本ブログは基本、私・巽★敬が拝見したエンターテイメント(映画、ドラマ、アニメなど)感想、自作のイラストや小説などを掲載していくブログです。時々関係無い日記も書くかもしれませんが、お気軽にお越しください。pixivでも活動中です。宜しければ右下のリンク集からどうぞ。

けものフレンズ 1話を始めて観ました。

kemono-friends.jp

 今年の初めに放送されて以降凄まじい反響を出した「けものフレンズ

メディアミックス作品でありアニメが始まる前はアプリゲームや漫画による展開もあったとか。4月にはOPを歌う声優陣がユニットとしてミュージックステーションにゲスト出演、あの平井堅氏も「ようこそジャパリパークへ」を絶賛してた事も有り、興味の無い方達にもそれなりに認知度は高まったのではないでしょうか。自分も興味が薄かった物の、ニコニコ動画でも1話が随時無料配信中だったので、今更ながら拝見してみる事にしました。感想といってもにわか知識なのでご了承ください。

 まずメインキャラはこの3人(2人と1匹)。

かばんちゃん 声:内田彩

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帽子と鞄がトレードマークの少女。気弱で運動音痴だけども賢い。恐い物を見るとまず最初に「食べないで下さい」と言う事が多い。

 

サーバルちゃん 声:尾崎由香

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サーバルキャットのフレンズで、兎に角ポジティブで好奇心旺盛な性格。口癖は「すっごーい!」

 

ボス(ラッキービースト) 声:???

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ぬいぐるみの様な謎の小動物。ジャパリパークのフレンズ達に広く認知されてる様で、ボスと呼ばれてる存在。何故か担当声優が不明。

 

 早速話を見てみます。


 アフリカのサバンナを彷彿させる鬱蒼と生い茂った草原の中を一人の少女が歩いてす。彼女は自分の名前も何故自分がここに居るのも解っていませんでした。
そこへ「狩りごっこ」と言って急に飛びかかって来たサーバルと出会います。

サーバルの話によるとここはジャパリパークのさばんなちほーと言う場所で彼女の縄張りだそうな。この世界ではどうやら動物がフレンズと言う少女の姿になってる様です。サンドスターと呼ばれる山の特殊が噴火が関係し生まれるのだとか。
「どう見てもただのコスプレじゃ...」と言う人は居そうですが、こう言う世界でその様なツッコミは野暮にしましょう。

翼が生えてれば鳥のフレンズ、フードを被ってたら蛇のフレンズだそうですが、どれも当てはまりません。少女は何のフレンズなのか調べる為にサーバルはジャパリ図書館へ行く事を提案。自分の事を知る為、少女はジャパリ図書館へ向かう事にしました。サーバルもパークのゲートまで道案内する事に。ここで初めて鞄の存在を知った為、サーバルは少女を「かばんちゃん」と名付けます。かばんちゃんはどう見ても人間ですが、二人とも人間の存在を知りません。それなりに噂は効いてましたが、のんびりした作風に見せかけて意外とシリアスな設定が有る様です。

 

 さばんなの道のりは意外に険しく、走るのも遅く教えて貰った木登りも出来ない自分を自虐するかばんちゃん。そんな彼女に対しサーバルは「自分もドジと言われるし、フレンズによって出来る事違うから」と励まします。
現実では都道府県知事の許可が無いと飼えず凶暴なイメージの動物でしたが、フィクションとは言え彼女の性格が良い意味でそのイメージを崩してくれます。ギャップって凄い。

 しかし道行く途中、一つ目の小さなスライムの様な生き物と出会います。サーバルによるとセルリアンと呼ばれる存在で、見つけた者を食べてしまう危険な存在。頭の石を攻撃すればあっさり消滅します。

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 セルリアンを倒した後、二人は立ち寄った湖でカバのフレンズ(声:照井春佳)と出会いますが彼女も人間の存在は知らぬ模様。カバさんの情報によれば

さばんなちほーのゲートにも巨大なセルリアンが居座ってるそうです。2人が見えなくなるまで何度も忠告する姿はまるで子を見送る親の様。

案の定、ゲートには巨大なセルリアンが待ち受けてました。そこで何者かの悲鳴が聞こえ助けに向かおうと駆けるサーバル。しかし悲鳴の主は既に居らず。

 え、ホントに食べられたんですか?隙を見て何処かに逃げてる事を祈ります。

サーバルは背中(?)にある弱点の石を攻撃しようにも上手く行きません。

そこへゲートの側で手に入れた地図で折った紙飛行機を飛ばすかばんちゃん。セルリアンは紙飛行機に興味を示します。隙をついてサーバルが攻撃します。

途中セルリアンにより攻撃を受けるかばんちゃんですが、密かに後を追って来たカバさん救われました。2人が気付かない内に立ち去るカバさん。面倒見が良いってレベルじゃないです。そしてサーバルは初めてみた紙飛行機に興味津々。

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「すっごーい! なにあれ、どうやったの?」

この「すっごーい」のシーン、尾崎さんの演技とBGMの効果もあって何と脱力感溢れる事か。ミュージックステーションの紹介でもこの場面が使われてましたっけ。

 

 日も暮れ、ゲートまで送る予定だったサーバルですが、やはりかばんちゃんが気になる為今後も同行する事になりました。そこへ現れた一匹の青い小動物。サーバルによるとボスと呼ばれる知り合いだそうです。ボスはかばんちゃんに近寄って一言。

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 「ハジメマシテ。僕ハ、ラッキービーストダヨ。宜シクネ」

如何にもロボットと言わんばかりの声。かばんちゃんも丁寧に挨拶するも、これを見たサーバルは...

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「しゃべったああああああああ!!!」

 と大慌て。今までボスが喋る姿を見た事が無かった様です。ここで1話は終了。

そう思いきやED後にはアライさんとフェネックさんなるフレンズが登場。どうやら何らかの理由でかばんちゃんの後を追いかけてる様です。

 

 全体的に先が気になる要素が幾つも有ります。かばんちゃんですら人間を知らなかったり、セルリアンの存在、そしてどう考えてもロボットとしか思えないラッキービースト。シリアスになりそうな要素が数多く有りますが、世間では「優しい世界」と評されるだけあって、変に暗くなりそうな印象がありません。最初に登場したかばんちゃんやサーバルちゃんやカバさんがとても他人思いな子であるのが私にとって好印象でした。

 しかし、この一話だけじゃどう感想を書けば良いか判断し辛いので、次も何とかして見てみます。


今回のゲストフレンズ
カバさん

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お嬢様みたいな口調で黒いダイビングスーツを着てます。初見だと分かりにくいですが、色以外にも結構カバらしい造形が施されてます。物事は自分の力で切り抜けるべきだと、かばんちゃんに厳しく接しますが心配性で面倒見が良いフレンズです。
担当声優の照井春佳さんは結城友奈で知ったんですがこう言う声も出せるのですね。