★ 流れ星の器 ★

本ブログは基本、私・巽★敬が拝見したエンターテイメント(映画、ドラマ、アニメなど)感想、自作のイラストや小説などを掲載していくブログです。時々関係無い日記も書くかもしれませんが、お気軽にお越しください。pixivでも活動中です。宜しければ右下のリンク集からどうぞ。

魔法陣グルグル 2017

guruguru-anime.jp

過去に2度TVアニメ化された魔法陣グルグルが今回3度目のTVアニメ化、そしてその1話が放送されました。

 魔法陣グルグルとは原作:衛藤ヒロユキ氏により月刊少年ガンガンにて1992年8月から2003年9月まで連載されたファンタジーギャグマンガです。
当時人気を博していたドラゴンクエストを意識した様な世界観やRPGらしい演出も特徴でインパクトあるキャラやストーリーが魅力です。2012年からはガンガンコミックスONLINEにて正式な続編として魔法陣グルグル2が連載中。

 

 因みに私は原作が終了してかなり月日が過ぎてからコミックスを読み始めたので初代のアニメは途切れ途切れしか知りません。また、全巻読み終えたのも結構前なのでストーリーは所処記憶から抜け落ちてます。

 

さて、全体的な印象としてはかなりテンポが早く感じました。ニケがククリと出会いジミナ村を出て、王様からとりあえず勇者と認められ、モンスターのカセギを倒すまで確か原作か初代アニメでは2、3話ぐらい掛ったと思うのですが今回のアニメではこれらのイベントが全て1話で収められてます。元々がギャグマンガなのでテンポが速い事はさほど気になりませんでした。まあ、要点のみをまとめられた為か、一部のギャグがカットされてます。個人的には「ムーンストーンを使うのよ!」は見たかったですね。

しかしククリが描いた失敗作の魔法陣の中にアンパンマンやらどっかで見たような顔の記号(記号BA-90と言うらしい)、制作がI.G繋がりか攻殻機動隊笑い男の様なマークが混じってるあたりは遊び心を感じます。

 

またファミコンの様なドット絵演出が増え、ゲームらしさがUPしてました。これもセル画時代ではない現代らしい表現ですね。近年放送されてるゲームを題材にした作品には多く見受けられる表現です。


以上の要素がファンの間でどう評価に繋がるのか気になる所ではあります。すでに初代アニメ版では横尾まり氏が担当していたナレーションですが、今作ではボイス無しと言う部分に不満を申す人も居るようですし、その辺は確かに自分も物足りなさを感じます。しかしグルグルと言いBLAME!と言い今年は好きな作品が2つもリメイクされるので、かつてのファンとして喜ばしい限りです。

放送期間は2クールですが何処までが映像化されるのか。もし原作最終回まで放送するとしたら一部の話を大幅カットされる可能性も考えられます。ヒッポロ系ニャポーンは出るのか。