★ 流れ星の器 ★

本ブログは基本、私・巽★敬が拝見したエンターテイメント(映画、ドラマ、アニメなど)感想、自作のイラストや小説などを掲載していくブログです。時々関係無い日記も書くかもしれませんが、お気軽にお越しください。pixivでも活動中です。宜しければ右下のリンク集からどうぞ。

エグゼイド 40話 感想

仮面ライダーエグゼイド40話感想です。 前回は書きませんでした。時々書かない事もあるのでご了承ください。

前回永夢のハイパームテキに惨敗し死亡したかに思われたパラド。しかし永夢の策略により死は免れました。永夢の目的はこれまで命を軽々と扱うパラドに命の重さを教え込んでから協力する事でした。


初めて自分の命が消える事の恐怖を覚え泣いて謝罪する彼の姿は、正に悪戯のつもりが取り返しのつかない事をしてしまった子供その物。

 

主人公にここまで心折られ懺悔して改心する敵キャラも珍しいです。

そもそもバグスター達の目的は自分達ゲームキャラを勝手に生み出してストレス発散の道具に使う人間を滅亡させ世界を支配する事でした。パラドは自分達バグスターも一つの命だと言い張りましたが、バグスターと人間には決定的な違いが有ります。それはバグスターはゲームキャラなので何度も蘇れると言う事です。これにより人間とバグスターの命の価値感にはかなりの溝が有ります。


パラドは序盤でゲームキャラの生き様と言う理由で味方であるリボルを倒した事もありました。何も知らないライドプレイヤーの命を次々と奪っていったのも人間の一つしか無い命の重さを知らなかったから出来たと思えば、これらの行動もある程度合点が行くのではないでしょうか。


だからこそ永夢はこれまで彼と組む気にはなれなかったのでしょう。あれ、これ何れ黎斗も同じ事が言えるのでは...と思いましたがあの人が意地でも改心するとは思えませんし現時点では彼も貴重な戦力なので今は仕方ないです。
元々幼い部分もあったパラドだからこ出来た事なのかもしれません。


そしてこれまで敵対関係にあったパラドと永夢の協力プレイにより、ついにクロノス/正宗を撃破、仮面ライダークロニクルのマスターガシャットを大破させます。これでようやくクロニクルは終了と思いきや、正宗がとった行動はなんとリセット。ガシャットも復活し、途中で黎斗が作ったハイパームテキガシャットも消えました。
どこの神崎士郎ですか。と思いきや黎斗の記憶はそのまま、正宗の反応からしてどうやら無意識で発動した力のようです。予告からして、ニコのゲムデウスウィルスは消せた様ですが。仮面ライダークロニクルと言うゲームだけがリセットされたと考えるのが妥当かもしれません。


にしてもクロニクルで消滅した人間達は本当に戻ってくるんでしょうか。仮に戻って来れたとしてもそれは今の黎斗や貴利矢の様なバグスターとしてじゃないでしょうかね?だとしたらそれって人間として死ぬのと一緒なんじゃ。
飛彩の恋人である小姫やソルティの事を考えると、バグスターって結局データの様な存在であり、管理者がその気になればあっさり消去できます。はたしてそれは命と言えるのか?とは言うのはあくまで私達人間の言い分です。

 

バグスター側が「いや何度復活しようが俺達も命だ!」と言えばバグスター達にとっては命なのですから。ポッピーの言う様に、人間とバグスターが楽しくゲームをしあう関係が一番理想でしょうけど。

気付けばエグゼイドもうあと1か月で終わりです。何らかの理由で放送期間が短縮されたそうですがホントに収集が付くんでしょうか。放送後もVシネや小説があるとは思いますが、オーズの様なファイナルエピソードとか有ると良いんですがね。