★ 流れ星の器 ★

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マギアレコード(アニメ) 6,7話感想

www.nicovideo.jp

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8話は既に放送されましたがの6,7話感想です。

個人的な話ですが、そろそろ「魔女と似た力」と回りくどい呼び方が面倒なので正式名を書きたいです。
実際既に詳細までは行かずとも調べてあるのですが、今ここで書くべきかどうか。
早く正式名がアニメ内に出る事を祈ります。

 

◆環いろは
フェリシアはともかく、いろはは押し売りとかに弱いんですかね?
いくらういを探す為とは言えあんな不気味な場所で怪し気な物勧められて飲む等
度胸が有ると言うより世間を知らな過ぎる様な...「こんな場所も有るなんて」と言ってましたし。
今回は自らの意思で魔女化(仮)を操りフクロウ幸運水のウワサの本体を撃破。
天音姉妹は魔女化(仮)が魔法少女救済の肝の様な事を言ってましたがこの力、本当に何のデメリットも無いのか怪しいです。
最終的にはフェリシアを心配し下宿に引き入れる等、彼女の良さが存分に引き出された話だと思います。

 

◆深月フェリシア
神浜の魔法少女
親を魔女に殺されて以来魔女を強く憎んでます。
家族も家も無い為ホームレス同然の生活をしている様です。
傭兵を名乗り報酬次第で動くスタイルですが魔女への憎しみが強すぎて鉄砲玉になりがちなので、
いろはと出会うまでは他から煙たがれてました。

初対面のいろはにカツアゲで金を巻き上げようとするなどかなり柄の悪い印象を与えつつも
金額は1000円や500円や食事で十分と良心的だったり、食べ方等を見てもまだまだ幼さの残る部分も多いです。

後に「全魔女の消滅」を名目にするマギウスの翼に付いていくも、魔女を配下に置く天音姉妹たちを見て
直ぐにいろは達の元へ戻ります。
魔女を酷く憎んでるのにでそれをさも下僕の様に操る存在など見てて気持ちが良い筈ではありません。
マギウスから戻っても自分の行いには負い目を感じてた辺りやはり悪い人間ではありませんでした。

因みに本編では絡みそうも無いようなので彼女の願いの詳細をネタバレ覚悟で調べました。

やはり、そう言う事なのですね...。
この先真相がマギレコ本編で明かされれば、フェリシアの結末はある程度決まりそうです。


佐倉杏子
巴マミに続き初代まどマギからの登場人物。
見滝原の魔女が激減した為、やちよに神浜市で魔女狩りしたいと喧嘩上等で直談判に来ます。
やちよは神浜での魔法少女達のリーダー的存在でした。
彼女程歴戦の戦士となれば周りから一目置かれるのも納得です。
マミの時と違い交渉は速やかに終わります。
あの時は戦闘態勢でお互い警戒してましたし仕方ないとは言えますが。

魔女が集まる理由がマギウスの翼にあると突き止め、表向きだけ天音姉妹に加担。
彼女達が掲げる理想がふわふわし過ぎてると言う理由から直ぐに離反します。

杏子にとって、
フクロウ幸運水やマギウスの翼の様な得体の知れない宗教染みた組織は絶対相容れないでしょう。
彼女は自分の願いで教会の聖職者だった父親と家族を破滅させた事を深く悔やみ、以降自分の為に魔法を使うと決めました。曖昧な語りかけで訪れる不幸の苦しさを彼女が一番よく知ってる筈です。

フェリシアに対し「命張ってる時くらい自分の為に戦って良い」と教授する杏子。
まどマギのさやかの様にお互い対立する状況じゃないので同じセリフでもかなり柔らかく聞こえます。
似たような境遇の杏子なりの気遣いでしょうね。フェリシアの目的の方が単純かつ解り易い分信じ易いですし。

おりこ☆まぎかでも両親の居ない子を保護してた事もありますし、自分と同じ境遇の人物はどうしても放っておけない様です。

今回は神浜の下調べだけで済ませた模様。今後また何か事件に絡んでくるのでしょうか。

 

常盤ななか志伸あきら純美雨夏目かこ
序盤でフェリシアを雇ってた魔法少女達。
この様に原作でもメインストーリーに関わらない魔法少女の出番はカメオ出演で留めてます。
殆ど台詞の無かった黒羽根もよく見ると原作プレイアブルキャラの特徴が確認出来ます。
これだけ見ても今回は凄まじい数の魔法少女が登場します。
グリーフシードの奪い合いになる必要が無いほど、神浜は魔女が多いと言う事ですね。

 

●今回から「マギウスの翼」なる謎の組織が登場。
「全ての魔法少女救済」を理想に世間の裏でウワサを操ってました。
構成員は全て魔法少女で結成されてる様です。
夢の中ではういも神浜で魔法少女が救われると謳ってた事を考えると決して無関係とは言えないでしょう。
今の所、天音姉妹の言動等も含め、杏子の言う通りふわふわした怪しげな団体にしか見えません。
魔女化(仮)が魔法少女が救われる証拠としてましたが、あれが本当に救いだといえるのでしょうか?

もし本当にこれで魔女が消えるとすれば、無印でまどかとほむらの努力が無駄になってしまいます。
別世界と考えれば良いですが、それはそれで複雑な気分ですし。
仮に魔女が全て消え去ったとしても、また別の敵が現れたり魔法を悪用する魔法少女等も現れそうですけど。


天音月夜、天音月咲
マギウスの翼の構成員の魔法少女姉妹。
「白羽根」と呼ばれ組織では所謂幹部クラスだそうです。
手持ちの笛で魔女を操る力を持ち、神浜で魔法少女が救われる証拠と題して姉妹揃って自らの意思で魔女化(仮)を発動。
やちよ、鶴野、フェリシア、杏子の4人がかりでも引けを取らず実力は凄まじいです。
しかし「魔法少女救済」と言う曖昧な言葉を多用した為杏子は離反、
魔女を使役する様を見せてフェリシアも離反と、仲間に引き入れるならもう少し相手を調べた方が良いですよ。
また、やちよの仕込みとは言えいろは達にアジトへの侵入を許し結果フクロウ幸運水のウワサは消滅。
初登場の時点でこれだけの失態を犯してます。
仮に幸運水の御利益の影響が流布されたとしても他人に散々幸運になると勧めといて
いざ自分達の予期せぬ事態が起きるとあの慌てぶり。
この様な子達を幹部に置いてるマギウスの翼が余計信用出来ない存在に見えます。

 

◆柊みふゆ
今回は本物のみふゆが登場。彼女はマギウスの翼の一員になってました。
とは言え嘗ての親友同士鶴乃とやちよとは敵対は乗り気じゃない模様。
「置いて行かれたのは多分...」と気になる台詞も残します。

やちよを強い人間だとし、自分に対してはかなり劣等感を感じてる様です。
胡散臭いマギウスの翼に加担する程、彼女は追いつめられてるのでしょう。
いずれやちよ達と刃をぶつける日が来るかもしれません。

 


 -1クール中盤と言う事もあってか、いよいよ物語が動き出した印象でした。
理由は不明ですがマギウスの翼はウワサを操って次々と人を拉致ってる様です。
これまで普通の日常シーンでも明らかに異常な背景が過ってるのに魔法少女たちは普通に生活してる箇所が幾つもありました。
"何らかの異常"があの世界では既に日常に溶け込んでいるのです。
劇場版まどマギでも似たような状態でしたね。どこまでが日常で何処までが異常なのか、見てる此方ですら混乱してきます。
人を攫うには噂を人々に認知させなくてはならない。
ウワサさんがわざわざ徒歩による口コミで噂を広める姿は妙に愛嬌有って笑えます。

 

アニメだけだととても全部の問題を解決出来る流れじゃないですね。
分割2クールと言う噂もあるのでこの調子だと切りが良い所で本クールは終了しそうです。