結城友奈は勇者である 大満開の章 4話 感想
大満開の章4話感想です。
原作小説やシリーズのネタバレ注意。
今までの芽吹達の話は全て大赦神官の説明による回想シーン。
多くの場面カットもこれが理由でした。
公式も「くめゆ」ではなく「防人編」と呼称してる辺り
大満開の章の一部と位置付けるしかありません。
本作が勇者の章の裏側を描くなら防人達の出番がこれで終わりとも考えに難い。
その内何かしら出番が有る事を期待したいです。
物語は2期の序盤
自ら奉火祭の生贄になる事を決めた東郷さんは自分の存在を歴史から抹消。
2期放送当時は友奈達視点であり最初から東郷さん不在のままスタートした事がかなり衝撃的でした。今回は東郷さん目線でその詳細が語られます。
結界の壁を壊しただけでなく失った友人の事さえ忘れた事に自責の念に駆られた東郷さん。
そんな彼女の背中を押してくれたのは銀でした。
神様の理など簡単に壊せると断言する銀。
この銀が英霊なのか神樹様の記憶から再現された幻想なのか、そんな物はどうでも良いでしょう。
このやりとりが無ければ東郷さん、及び須美は自分を許す事は出来ませんでした。
やっと前に進む事が出来る素敵な場面でした。
本当は製作側が2期に入れたかったシーンなのでしょうか。
しかし代償として友奈が.....
予告では映像には「乃木若葉は勇者である」の登場人物である台詞がチラホラ。
次回からは若葉達が視点になる可能性は高いですが、
原作が2,3話程度では収まらないボリュームなのでこの尺で放送するならかなりのカット祭り&ダイジェスト形式となるでしょう。
少し寂しい物の、原作再現し過ぎるとそれはそれで視聴切る人が増えそうですが。